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CBD とは、なぜ使うのか、どのように使うのか 

CBD ニュース / December 25, 2020

大麻、CBD、THC 製品が世界中で人気を集めている中、CBD とは何かと疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?

大麻に含まれる化学物質は、病気の治療や意識の拡張に何千年も使用されてきました。これらの化学物質やそれらを取り巻く文化は、古い書物にも記録されており、大衆文化で受け入れられ、今までになく人気を集めています。

この記事では、THC の代わりとなり、通常の大麻のようにハイになることなくさまざまな症状を改善するCBD について解説します。

CBD とは

CBD はカンナビジオールの略で、一般的に大麻として知られている植物に含まれている化学物質です。

CBD は、現在特定されている大麻に含まれる 120 種類の成分のうちの 1 つです。

CBD は 1940 年に、ミネソタ州の野生の麻とエジプトのインド大麻樹脂の大規模な研究により発見されました。

CBD は大麻から抽出される成分の40% を占めており、大麻の有効成分の中で 2 番目に広く使用されています。1940 年代に行われた実験により、この物質を分離させる方法が提案されました。

販売用のCBD はヘンプから生成されていますが、すべての大麻にはCBD が含まれています。カナビスサティバは大麻の中でも精神活性成分が豊富に含まれており、指定薬物に分類されています。ヘンプはこれらの化学物質のレベルが低いものの、CBD レベルが高いため、主に CBD の生成に広く使用されています。

CBD は脳の中で魔法のような働きをしますが、この作用の具体的な仕組みについては現在も研究中です。現時点で言えるのは、CBD は痛み、気分、認知機能に関連する脳内化学物質の分解を抑えるということです。また、CBD には、非常に近い成分であるデルタ9テトラヒドロカンナビノール、別名 THC の精神活性効果を打ち消す効果も見られます。

医療目的での使用において、CBD と医療用大麻を混同しないようにご注意ください。医療用大麻には THC やその他精神活性物質がが大量に含まれており、がん患者の化学療法に伴うものなど、重い副作用や痛みを抑えるために用いられています。CBD は多くの面で、医療用大麻とは全く別物と考えることができます。ほとんどの場合、CBD はその形状にかかわらず、入手前に医師の推薦を受ける必要がありません。

精神活性物質に関する法の対象にはならないものの、CBD には反対意見もあります。たとえば、米国食品医薬品局 (FDA) は、CBD の使用により肝臓が損傷し、消化器系の問題が発生する可能性があると警告しています。さらに同機関は、CBD を処方薬と併用すると有害作用が起こり、使用者の注意力やムードが低下する可能性があるとも指摘しています。

英国食品基準庁 (FSA) は、妊娠中、授乳中、病気の治療のため処方薬を使用中の CBD の使用について、警告を発しています。また、同機関は成人の CBD 使用量に上限を設け、1日70mg に制限することを推奨しています。

CBD の製造、使用、所有の合法性は、地域によって異なります。そのため、お住まいの地域のCBD 関連法への違反にならないことを確認する必要があります。CBD は、国連の向精神薬に関する条約またはその他の薬物条約の下で、指定薬物には分類されていません。国連は 2017 年に、世界的にCBD を非規制物質として扱うことを推奨しました。

CBD を使用する理由

人間が病気になり怪我をする限り、その治療にありとあらゆる方法が用いられてきたことは周知の事実です。現代医学は病気や痛みの治療において、大きな進歩を遂げてきました。しかし、現在多くの人々が疼痛管理や病気による症状の緩和に、より自然な療法を用いる傾向にあります。

CBD は、さまざまな症状の治療に用いられる総合的な治療法の1 つとして、その地位を確立してきました。使用者の多くは、CBD を使用することでポジティブな結果が得られ、常に痛みや症状が緩和されると言っています。CBD の最も一般的な用途には、次のようなものが挙げられます。

疼痛管理– 動物研究により、CBD の疼痛緩和効果および抗炎症性が示されています。しかし、これらは人間の研究で検証されているわけではありません。家族や友人、知り合いに痛みが和らぐのを感じたという方がいたり、そういう話を聞いたりしたことがある方も多いのではないでしょうか。

てんかん – CBD に関する最も説得力のあるエビデンスは、小児てんかんの治療における有効性に関するものです。CBD はドラベ症候群やレノックス・ガストー症候群(LGS) などの抗けいれん薬が効果的ではないケースで、けいれんの重度と回数を大幅に低減させることが示されています。中には CBD により、患者の発作が完全になくなった例もあります。実際に、米国食品医薬品局はこれらの症状に対し、CBD を含むEpidiolex という、大麻を原料とする薬品を初めて承認しました。

不安症– これまで多くの人々が、さまざまな不安障害の症状の緩和に CBD を使用してきました。Permanente Journal が実施した調査では、参加者の 79% がCBD 25mg を服用することで不安が減少したと報告しています。不安による症状と不安の原因は個人によって異なり、不安症の処方薬と組み合わせた際に副作用が起こる可能性もあるため、不安症治療に CBD を用いる前に医師に相談することをお勧めします。

不眠症 – 近年、睡眠障害の件数は増す一方です。仕事のストレス、テクノロジーの使用時間、痛みや不安など、その原因にかかわらず、CBD は睡眠の問題を抱えている多くの人々にとって選択肢の 1 つとなりました。前述の研究では、睡眠の悩みを抱えているという参加者に、不安症の患者と同じ量の CBD が与えられました。結果、66% の参加者が睡眠の質の改善を報告しました。

神経変性疾患 – CBD が脳内の痛覚受容体や化学物質と反応することを示すエビデンスがあることから、研究者たちの中で、CBD が神経変性疾患の治療においても同様の効果を発揮するのではないかという期待が広がっています。治療に活用できる可能性が最も高い候補には、次のようなものがあります。

  • アルツハイマー病
  • 多発性硬化症 (MS)
  • パーキンソン病
  • 脳卒中

CBD の抗炎症性により、これらの病気の症状の抑制にさらなる効果が期待されています。しかし、CBD を用いた神経変性疾患治療の有効性が証明されるまでには、さらなる研究が必要です。

CBD の使い方

CBD の使用法には何通りかあり、CBD が普及するにつれ、新たな方法も数多く生まれています。この記事では、ウェルネスのアプローチにCBD を採り入れる最も一般的な方法に加え、恐らく考えたこともないような方法もいくつかご紹介します。

吸入– 大麻といえば、最も一般的に思い浮かぶのが吸入です。CBD はいくつかの方法で吸うことができます。タバコ、濃縮液、ベイピング装置などについては既にご存知かもしれません。これらはCBD 製品を吸入する最も一般的な方法です。

吸入は、吸い込むことで加熱または着火した CBD 製品を肺に取り込みます。煙または蒸気が肺を通り、吐き出されます。その過程で有効成分が血流に取り込まれ、初回通過代謝が避けられます。

この方法は、CBD の効果を最も早く感じることができます。ただし、この方法を使用した場合、効果が最も短くなります。

吸入方法によっては、血液流を通じて使用物質に含まれている CBD の 60% という高い割合を吸収できます。

近年、質の低いベイピング器具やCBD 蒸留カートリッジが厳しい調査の対象となっています。小規模で規制を受けない製造環境が原因で、ベイピング器具を使用した CBD 使用者が負傷したケースも発生しています。お勧めなのは、セラミックの発熱体を使用しているものです。これらはより清潔に吸入することができます。プロピレングリコールを含むカートリッジは避けて、信頼できる CBD カートリッジを使用するようにしましょう。この物質は蒸気の質が低下しホルムアルデヒドが発生し、肺の炎症を引き起こすこともあります。

経口摂取– 肺の健康が懸念される場合や、既存の疾患によりウェルネスルーティンに CBD の吸入を採り入れることができない場合は、経口摂取を検討する価値があります。

このカテゴリーには、CBD を配合した食品、オイル、飲料、カプセル、パウダーなどがあります。

吸入とは異なり、この方法では CBD の初回通過代謝が行われます。この場合、CBD は消化管を通過し、そこで血流に吸収されて体内を通過します。

また、この方法は通常1 ~ 6 時間と、効果が表れるまでに時間もかかりますが、効果が最も長続きする方法でもあります。長期的な使用を視野に入れているなら、この方法がお勧めです。

CBD を口から摂取する場合に考慮しなければならないのが、処方薬との有害な相互作用の可能性です。CBD は経口摂取した場合、吸入した場合と比べ、有害な相互作用を起こす可能性が高くなります。現在処方薬を服用している場合は、CBD によるウェルネスルーティンを開始する前に医師にご相談ください。

舌下投与・口腔投与 – CBD を口から摂りいれる方法と言えば、CBD が配合された食品やCBD のカプセルが一般的に思い浮かびますが、口からの摂取には別の方法もあります。舌下投与・口腔投与と呼ばれる方法です。舌下投与には通常、オイルやチンキが使用されます。容器やスポイトで口に運び、舌の下または頬と歯茎の間に入れます。そこから液体が口の中の毛細血管や血管から血流に直接吸収されます。そのため、CBD を口から摂取するのにかかわらず、初回通過代謝を避けられます。

この方法の独特な特徴の 1 つが、食後に行うことでCBD の吸収量が増加する点です。これは、物を噛むことでそれらの毛細管や血管への血流が増すためです。その結果、CBD がより迅速かつ効果的に吸収されます。

局所投与– CBD の局所投与とは、クリームやオイル、ローションなどを体の外側に塗ることです。この方法では、皮膚から吸収することになります。筋肉の痛みを和らげるのに有効な手段です。CBD を痛みのある個所に直接塗り込むことで、その部分の細胞や神経に影響を与えます。この場合 CBD は通常、特別に意図されていない限り血流には入りません。

長期的なウェルネスルーティンの一環として、別の使用法と同時に CBD の局所投与を検討するのもいいかもしれません。

膣・肛門からの投与 – これらの方法には、CBD の坐薬、クリーム、ローションを使います。この場合、 CBD は膣や肛門の粘膜から吸収されます。この方法は局所投与と似ていますが、舌下投与のように短時間で効果が得られます。そのため即効性が高いのが特徴です。

健康状態や性別、年齢によって体内環境がが異なるため、結果には大きな個人差が生じる点にご注意ください。

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